アメリカ版ジャイアントロボで、大作少年が“ジョニー・ソッコ(Johnny Sokko)”という名前の理由

 
 投稿者:
Ikuかねぼん 投稿日:2018年 5月21日(月)17時01分6秒


ところで前から気になっていた、アメリカ版ジャイアントロボ(Johnny Sokko and his flying robot)で、金子光伸くんが演じた“草間大作”がなぜ、“ジョニー・ソッコ(Johnny Sokko)”なのか、ずっと疑問に思っていました。
フェイスブックなどでアメリカ人に何度か聞いたことがあり、中には「多分、予想だけど、Sockっていう英語には”強いパンチをお見舞いする”という意味があるから、そこからSokkoってつけたのでは?」という意見があり、説得力のある理由だし、自分としては「なるほど」とずっと思っていました。
最近の2018年4月頃になって、フェイスブックで改めてまた聞いたところ、2件の答えをいただきました。

1つめはアメリカ人男性で「2つのロボットが戦っているこのゲームが、ジョニー・ソッコの放送数年前に販売されました。このゲームは“Rock 'Em Sock 'Em Robots”(訳:揺り動かして戦うロボット)と言います。主人公の名前を考えた人が、きっとこのゲームから影響されてジョニー・ソッコと名付けたのではないでしょうか。」

2つめですが、日本の特撮やアニメの評論家をされているアメリカ人男性、
August Ragone (オーガスト・ラゴーン)さんからのコメントをお伝えします。
「本当の答えはというと、「Socko」(読み方:ソッコ)は、1930年代後半のハリウッドショービジネスの形容詞で、『感動的、強い印象を与える、成功した、最高で、際立つ』等の意味があります。この単語は、“socked out”(訳:拳骨で殴り倒した)から来ており、“knocked out”(訳:ノックアウトした)というスラングと同じ意味で、俳優、監督、映画などで驚いた時の表現として使われました。そのような理由から、“ジャイアントロボ”の主役が素晴らしい子供なので、アメリカ版製作者たちが思いついたのが“Socko”、これをもじって、日本人っぽい名前の印象がある“Sokko”としてスペルをSockoからSokkoに変えました。」

なるほど~~~今まで全然知りませんでした! アメリカのショービズの歴史から来ていたのですね。教えてくれたアメリカ人男性とAugustさんのお二人、貴重な情報とコメントをどうもありがとうございましたm(_ _)m

P.S. 1960年代、日本でもテレビで放送されていたバットマンで、敵をやっつけて殴る時の音に”Sock”というのがありました。
これを見て、フェイスブックで質問を投げかけてみたのがきっかけで、お答えを頂きました。
どうもありがとうございました(^人^)







 
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